浜プランの取組地区数
5
8
8
地区
※2024年3月末時点
浜プランの取組地区数
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地区
※2024年3月末時点
魚価を向上させるため、以下のことについて取り組む
○棒受網漁船における衛生品質管理として、殺菌冷海水装置等を活用するほか、
夜明け前に漁獲したサンマは、胃袋の中身が消化され鮮度も品質も優れてい
ることから「朝獲れサンマ」と名付けて販売するなど、安心、安全で高品質
の漁獲物を地域内外にアピールしていくことで、魚価の向上を図る。
○水揚後の取り扱いについて、遊木漁港荷捌き施設内で殺菌海水や専用の断熱
コンテナを活用し、品質保持に努めるなど、市場関係者が一体となって品質
衛生管理に取り組むことで、産地の評価をあげていく。
○平成25年9月にオープンした漁協直営水産物直売所を活用し、地元で獲れ
るサンマのPRや販売機会の増加を図る。
○平成28年度に遊木漁港荷捌き施設に隣接して新たに水産物加工施設を整備
するため、郷土食であるサンマの丸干しやサンマ寿司など地域の特色を生か
した特産品開発の方向性を検討し、6次産業化による漁業者の所得向上を目
指す。
JF・団体名 | 三重外湾漁業協同組合(海野支所) |
住所 | 〒519-3206 三重県北牟婁郡紀北町海野191番地1 |
電話番号 | 090-5600-4029 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |