芸南漁業協同組合

ア 新規就業希望者の受け入れと後継者の育成
基本方針実現に向けて取り組みを行う。
イ 漁獲量の拡大に向けた資源増産対策の強化
基本方針実現に向けて取り組みを行う
ウ 漁港整備の推進と利用
・基本方針実現に向けて検討を行う
エ 販路拡大及び魚価向上の取り組み
・漁協はマダイやタコ，アナゴ等の魚種について，竹原市が新たに整
備する加工施設を利用した高鮮度保持冷凍や干物，蒲焼き等の加工
品開発に取り組む。また，既存の販路に加え，道の駅や海の駅での
販売やインターネットを活用するなど，販路の拡大を図る。
・漁協が運営する市場の衛生管理や販売力強化のために，海水殺菌装
置，海水冷却装置等の鮮度保持装置や海水濾過装置，酸素供給装置
等の蓄養施設の整備を実施する。
・漁協はマダイやセトダイ，キジハタなどの高級魚について，市場内
に併設された水槽で活け越し並びに活け締めを行うことで単価の
向上を図る。
・各漁船に散水装置や海水冷却装置，酸素供給装置などを整備し，漁
獲物の鮮度向上を図ることを推進する。
・地元水産物の知名度向上と消費拡大の糸口とするため，ふるさと納
税の返礼品として，直接出荷を行う。
・竹原市ご当地グルメ推進協議会の取り組みに賛同し，「竹原いもタ
コカレー」提供店舗へのマダコの契約販売を行う。
オ 海ぶどう養殖の取り組み
・平成 25 年度から地元企業の協力を得て，養殖実験を行ってきた
「海ぶどう」について，本格的な養殖・販売に向け，養殖プラント
20 基並びに建屋を整備する。
販売先については，地元学校給食への毎月の供給が予定されて
いる他，地元宿泊施設や飲食店等への供給を行う。
また，地元への供給と平行して，対外的な発信によりブランド価値
向上を図る。