愛媛県漁業協同組合（三浦支所）

①生残率の高い若い母貝（２年貝）に計画的に移行させ、生産量を増加させる。
真珠養殖漁業者は、３年貝よりサイズは小さいが生残率の高い２年貝を用いる
体制づくりに取り組む。
②需要の高い 7mm 珠の越物真珠の生産量増加による所得の向上
当年物から越物真珠の生産へ移行を進める体制づくりに取り組む。
③アコヤ貝の貝柱を共同出荷し、副次的収入を得る体制づくりへの取組み
現在は各経営体で自家消費が中心のアコヤ貝の貝柱を、組合でとりまとめて道
の駅等で販売できる体制づくりに取り組む。
④環境改善
漁協が主導し、全組合員参加の定期的海岸清掃及び海底耕耘を呼びかけ実践す
るとともに、近年漁獲量の減ったアサリについて平成 26 年度より水産多面的活
動事業によりアサリの稚貝育成に取り組み、環境の保全に努めている。
⑤新規就業者の受入れ
漁協が主となって新規漁業就業者総合支援事業活用し、外部から若者を当該地
域に呼び込み、定住させ、将来は独立した経営者となるように育てる。