浜プランの取組地区数

5 5 4 地区
※2023年3月末時点

愛媛県|新居浜市大島地区地域水産業再生委員会

愛媛県漁業協同組合(大島支所)

取組概要

  • 一時的に多獲される魚の販路開拓
  • 鮮度品質の統一・改善

取組タイプ

  • 出荷調整(水揚げの時間変更、畜養、冷凍・冷蔵保管等)
  • 鮮度管理の徹底
  • 鮮度以外の品質向上(神経締め、活け締め、活魚出荷等)

魚種

  • サワラ
  • スズキ
  • コチ
  • ゲタ
  • タコ

浜プランの取組内容

1 一時的に多獲される魚の販路開拓
漁協は、一時的に多獲されたために価格が下がる漁獲物(サワラ・スズキ・
コチ・ゲタ)に関し、出荷先の分散・多様化により安定した価格での出荷を
可能とし、もって、漁業者が安心して出漁できる体制を整えるべく、県外向
けの販売先の新規開拓を行う。なお、初年度である当年度においては、開拓
した販売先に対し、基準年における漁獲量の 10%(5 年目の目標である 50%
に向けて設定)を基準年価格 10%アップで販売することを目標とする。
○所得向上額 251 千円*/基準年所得金額 48,984 千円=0.5%
*所得向上額=サワラ等漁獲量(4魚種)×10%×サワラ等単価(4魚種)
×10%=251 千円
2 鮮度品質の統一・改善に向けた準備
同じ大島漁協に所属する漁業者の中でも、漁獲物の水揚後の取扱いに違い
があることから、漁協で漁法・漁獲時間帯別による分類を行い、これら漁法
等の違いによる鮮度劣化等の違いを把握・分析する。また、施氷方法による
鮮度劣化の違いや鮮度向上についても把握・分析し、漁獲物の水揚げ後の取
扱い方法の改善のための取組みについて、再生委員会内で検討を行う。
3 活魚出荷体制の強化に向けた準備
漁協は、活魚での出荷により価値の向上が見込める魚種(ハモ、アコウ、
タコ、タイ、ガザミ)については、近隣漁協と調整し共同出荷に向けた準備・
検討を行う。初年度においては、県外向けのハモの活魚出荷を試験的に実施
する。
4 ブランド化に向けた準備
漁協は、当地区で水揚げされる代表的な魚種であるタイについて、正確な
神経締め方法及びブランド化に向けた規格、出荷先について検討を行うと共
に、再生委員会の代表メンバーで研修会を実施し、各漁業者へ指導ができる
体制を整える。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

団体情報


JF・団体名 愛媛県漁業協同組合(大島支所)
住所 〒792-0891
愛媛県新居浜市大島甲1591
電話番号 0897-46-1005