浜プランの取組地区数
5
8
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地区
※2024年3月末時点
浜プランの取組地区数
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地区
※2024年3月末時点
○直販事業実施の検討
漁協は全漁業者と協力し、伊方町が三崎港の九四フェリー・ターミナルに隣接する場
所に整備する伊方町観光交流拠点施設(平成27年4月開設予定)の一角に漁協直販ブー
スを設け、鮮度の良い漁獲物や加工品を地場流通させる収入増加方策(従来は注文販売
であったものを陳列販売する等)を検討する。
なお、当該施設(新設する直販施設、既存の加工施設)に搬入する魚介類は、全漁業
者が、生産から納品まで衛生管理、品質管理(八幡浜魚市場で取り組んでいるマニュア
ル等を参考とする)の徹底(魚体選別の徹底、鮮度保持の為の施氷の徹底、市場近隣で
の車両通行規制等)を図り、漁協と連携して出荷する体制を整えていくこととする。
また、漁協は、新たな直販事業の展開に当たっては、三崎漁港内の既存の漁協加工施
設及び漁協直販施設との整理、統合及び役割分担等を検討する。
さらに、全漁業者は漁協と連携し、これまで取り組んできた岬(はな)アジ、岬(は
な)サバのブランド化について、今まで行ってきた取組を検証し、何故失敗したのか、
原因を分析するとともに、今後どうすればいいのか、うまくいくための方策を検討す
る。なお、従来のブランド化の課題としては外部ばかりに目を向けて他県への高値販売
のみに注視していたことが考えられ、地元から発信するブランド化を行うことでブラン
ド力の強化を図る方向で検討を進めている。
このほか、全漁業者は、稚魚稚貝の放流、藻場の保全、水域の監視や資源管理の実施
により漁業基礎生産力の強化に取り組む。
※初年度は具体化に向けての検討にとどまり具体的数値効果は見込めない
JF・団体名 | 三崎漁業協同組合 |
住所 | 〒796-0822 愛媛県西宇和郡伊方町串19 |
電話番号 | 0894-56-0111 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |