浜プランの取組地区数
5
8
8
地区
※2024年3月末時点
浜プランの取組地区数
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地区
※2024年3月末時点
・小型機船底びき網漁業で水揚されるヒラメは長崎県漁連による共販が出荷
量全体の35%(活魚に限れば40%。平成29年度)を占めているが、
同漁連が取り扱うヒラメ活魚は単価が高いことから、同漁連と協議し、共
販の規格サイズを広げることで、ヒラメ活魚の同漁連取扱比率を高めるこ
ととし、初年度は40%(平成29年度)から50%まで拡大する。
・県外消費地に向けた販路開拓については、輸送コストや時間制限を勘案し、
長崎県漁連の協力を得て出荷先及び出荷方法を検討する。
・直売所の販売数量を増加させるために、冷蔵施設の整備による機能強化を
検討する。
・漁業者は、直売所での売上げ向上を目指し、出荷魚種の充実、消費者ニー
ズを踏まえた形態(フライ商材の加工品・冷凍品等)での出荷に取り組む。
・漁業者は、出荷の際の魚体の傷みを防ぐため、通常より外周を高くした魚
函で出荷し、鮮度の向上と他産地品との差別化を図ってきたが、今後は、
氷サイズの見直しにより、更なる鮮度保持を図っていく。
・漁協及び漁業者は、水産資源の増大を図り、将来的な漁獲の向上につなげ
るため、「橘湾栽培漁業推進協議会」と連携しながら、クマエビ、ガザミ、
ヒラメ等の種苗放流を実施する。
・漁業者は、漁協及び橘湾沿海に所在する全ての漁協と連携して、「橘湾小型
機船底びき網漁業包括的資源回復計画」を踏まえ、小型魚の再放流、袋網
の目合制限及び毎週土曜日の休漁に取り組む。
・橘湾海域の海底耕うんや、公的支援事業を活用した漂流・漂着・堆積物の
処理に取組む。
JF・団体名 | 長崎市茂木漁業協同組合 |
住所 | 〒851-0241 長崎県長崎市茂木町2148-1 |
電話番号 | 095-836-0055 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
---|---|---|---|---|---|---|
北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |