長崎県|中野漁協地域水産業再生委員会

中野漁業協同組合

取組概要

  • 流通及び操業の改善
  • 漁場生産力の向上

取組タイプ

  • 種苗放流
  • 低・未利用魚の有効活用(加工品開発等)
  • 鮮度管理の徹底
  • 新商品(加工)開発(低・未利用魚以外)

魚種

  • アワビ
  • サザエ
  • イカ

浜プランの取組内容

① 漁場生産力の向上
・採介藻漁業者は藻場保全活動を行う。(ガンガゼ駆除)
・一本釣り・定置網漁業者は人工産卵巣を設置する。(イカ柴 60 基)
・採介藻漁業者はアワビの種苗放流を行う。(アワビ 10,000 個)
・採介藻漁業者は、公的規制措置以外の採捕にかかる上乗せ規制としてアワ
ビ殻長制限等(0.5 ㎝上乗せ、サザエ 11 月禁漁)を設定する。
・定置網漁業者は公的規制措置以外の採捕にかかる上乗せ規制として休漁日
年間 10 日間を設定する。
② 流通及び操業の改善
・一本釣り漁業者及びカゴ・刺網漁業者は、これまで出荷に適さず(キズ・
スレ等)未利用となっていた漁獲物について、適切な鮮度保持を行った上で、
加工原料として漁協に出荷する。
・漁協は、漁業者から買い取った加工原料について自営加工(塩干品)し、
直売施設で販売することで価値・価格創出に努める。また、漁業者から買い
取った加工原料を塩干品に効率的に加工するため関連機器(冷風乾燥機)を
導入する。
・定置網漁業者は、潮流の影響を低減するために目合を拡大するなど漁網を
改良することで網なりを改善し、漁獲機会の増加及び小型魚の再放流を図る。
③後継者対策
・漁協は、国・県・市の新規就業希望者に対する支援制度を活用し、
漁業就業フェア等の参加者に対して地 域漁業への就業を PR すると
ともに、地域漁家での実践的な研修を推進・促進することで新規漁
業就業者の確保と育成に取り組む。
・漁協・市・県は藻場等の漁場環境の保全活動の支援 、漁獲物の高
付加価値化 な ど 漁 業 後 継 者 の 収 入 向 上 の た め の 取 組 を さ ら に 推 進
する。


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

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