浜プランの取組地区数
5
8
8
地区
※2024年3月末時点
浜プランの取組地区数
5
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地区
※2024年3月末時点
1魚価向上対策
①操業日数の短縮
19 トン型の 2 隻は、日中暫定措置水域から尖閣諸島周辺海域までを
漁場として、主にクエ類を漁獲しており、1 航海が 10~14 日程度、
漁場までは片道 3 日かかっている。
10 トン前後の 2 隻は、鹿児島県薩南諸島周辺海域を漁場として、主
にカンパチ、クエ類を漁獲しており、1 航海が 5~7 日程度、漁場ま
では片道 1 日かかっている。
魚の状態次第で、活魚・鮮魚の両方で水揚を行っているが、いずれ
も漁獲から水揚までの日数が長くなるにしたがって価格は安くな
る。しかしながら、ある程度まとまった漁獲も必要であるため、漁
獲からの日数と価格の変動について検証を行い、魚種や漁獲状況に
応じた適切な操業日数を検討する。
②鮮度保持設備による高品質化
19 トン型の 1 隻は、冷凍機(チルド)を備え、チルド庫での鮮魚の保
管と活魚水槽の冷却も行っているが、他の 3 隻は氷のみで鮮度保持
を行っている。
漁獲物の水揚時の品質向上には、低温での安定した冷却が不可欠で
あるため、冷却設備を持たない 3 隻は冷却設備設置を検討する。
また、既に冷却設備を備えている 1 隻も、設置から 20 年以上が経過
しており、老朽化により故障が頻発、旧式のため温度も安定してい
ないため、新たな冷却設備への更新を検討する。
2漁業就業者の確保、育成
①漁協は、漁業就業者不足や高齢化に対応するため、熊本県及び天草
市と連携し、漁業研修制度等の活用により、意欲ある新規漁業就業
者の確保育成に努める。
JF・団体名 | 倉岳町漁業協同組合 |
住所 | 〒861-6403 熊本県天草市倉岳町宮田1372-8 |
電話番号 | 0969-64-2007 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
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北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |