浜プランの取組地区数

5 5 4 地区
※2023年3月末時点

沖縄県|伊良部地区地域水産業再生委員会

伊良部漁業協同組合

取組概要

  • 地元産鮮魚の販売量増加
  • 漁業体験

取組タイプ

  • 魚食普及活動
  • 地産地消活動

魚種

  • カツオ
  • マグロ
  • モズク

浜プランの取組内容

①島外出荷量の増加
(1)小型マグロの島外出荷(全カツオ一本釣漁業者、全小型曳縄漁業者対象)
 パヤオ曳縄漁業で漁獲された小型マグロの島内販売分(1隻/月 50kg)を販売単価の高い島外への出荷へシフトさせ、単年度0.14%の所得向上を図る。
(2)大型マグロ(30kg以上)の島外出荷(全カツオ一本釣漁業者、全小型曳縄漁業者対象)
 島内より魚価が9%程度高い9月~11月において、パヤオ曳縄漁業で漁獲される30kg
以上の大型マグロを島外出荷へ徐々にシフトさせ、所得向上を図る。(平成27年度出荷量:500kg 0.05%魚価向上)
(3)高級底魚の島外出荷等(全小型曳縄漁業者対象)
 販売単価が低迷する夏期において、パヤオ曳縄漁業者に底魚一本釣を兼業させることでアカジンや長尾ミーバイの漁獲量を向上させ、所得向上を図る。(平成27年度は漁獲技術の研修、漁場の検討・調査等を実施する為、所得向上なし)
(4)島内販売単価の向上(全小型曳縄漁業者対象)
 パヤオ曳縄漁業において、マグロの鮮度保持技術(血抜き、神経締め)を導入するとともに鮮度管理を徹底することによってブランド化を促進し、販売単価を向上させることで所得の向上を図る。(平成27年度:島内単価3%向上 所得0.79%向上)
②低利用・未利用魚種の活用
(1)直売施設を活用した販売量増加(構成員全体対象)
 漁業協同組合は構成員と協力し、市民・観光者へのPR促進ならびに食事の提供等により、カツオ、マグロやグルクン等の地元産鮮魚の販売量を増加させ、所得の向上を図る(平成27年度:基準年比1.1倍増加 0.53%の所得向上)
(2)加工品開発の取組(全カツオ一本釣漁業者、全小型曳縄漁業者対象)
 カツオ一本釣り漁業・パヤオ曳縄漁業において破棄されていたシビ等の未利用魚を、島内外の水産加工業者と連携した練り物製品等の加工品開発・販売促進を行い、所得の向上を図る(平成27年度:加工品開発に向けた検討を実施 所得向上なし)
③漁業と観光の融合
(1)民泊受入漁家の増加(構成員全体対象)
 体験学習の一環で島外の修学旅行生が来島し、漁家・農家へ宿泊する民泊がここ伊良部でも拡大傾向にあり、現在の受入漁家6漁家から5年間で4漁家増加を図り、漁業者所得の向上を図る。(平成27年度は事業の説明等検討会を実施する為、所得向上なし。)
(2)体験漁業プログラムの考案等(全カツオ一本釣漁業者、追込漁業者対象)
 カツオ船一本釣漁業者を対象とした体験プログラムを作成し、来島者や漁業就業希望者に有料で漁業体験をさせることで所得増を目指す。また、すでに行われている伝統追込み漁の体験プログラムの回数を増加させ、所得向上を目指す。(平成27年度はカツオ船4回、追込み漁3回で2.17%の所得向上)
(3) 遊漁船業への取組(小型曳縄漁業者対象)
 パヤオ曳縄漁業者へ魚価が安くなり休漁せざるを得ない夏期に遊漁船業の兼業を促進し、現在の1名から3名へ増加させ、所得向上を目指す。(平成27年度は遊漁講習、船体改造等の為、所得向上なし)
④養殖業との複合経営の推進(追込漁業者、小型曳縄漁業者対象)
追込み網漁業者やパヤオ漁業者が魚価が安く休漁せざるを得ない夏期にモズク養殖業との兼業着業に取組み、漁業者所得の向上を図る。(平成27年度は0.32%の所得向上)


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※上記は、水産庁ホームページに掲載の浜プランの内容を転載しています。

団体情報


JF・団体名 伊良部漁業協同組合
住所 〒906-0501
沖縄県宮古島市伊良部字前里添1
電話番号 0980-78-3119