沖縄県車海老漁業協同組合

（１）クルマエビ養殖生産の安定化及びの取引価格の向上
漁協は、需要に合わせた大型種苗を確実に供給することができるよう、北
風を防ぎ水温管理が可能な種苗生産施設を真謝地区（現施設内）に４槽増設
する。
（２）クルマエビ生産量の増加
漁協と組合員は、休止中のクルマエビ養殖池を再開させるために、増産計
画策定に向けて協議する。
（３）クルマエビの認知度向上による潜在的消費拡大
漁協は、クルマエビ日本一の生産地であることをＰＲする目的で県民や観
光客を対象とした車海老祭りを開催し、また料理人や水産仲卸業者を対象と
した車海老頂上会議のイベントを継続して、沖縄県産クルマエビの認知度向
上を図る。
（４）冷凍クルマエビの普及
漁協は、組合員と連携し、冷凍クルマエビの普及に向けた協議を始める。
（５）養殖業と観光業等との連携
漁協は、久米島町、久米島観光協会、産地協議会と連携し、日本一の産
地である久米島で、クルマエビの収穫体験ツアーを開発するための協議を
始める。