北大東村水産組合

１ 漁獲量の増加
漁業者は、一部供用開始された新漁港を活用し、出漁日数を増加させ、島
外出荷用のマグロ・サワラの漁獲量の拡大を図る。
また、村が事業主体となり漁船１隻のリースを実施し、漁船を現２トン型
から５トン型へ大型化を推進することにより、出漁機会・漁業種類を増加さ
せ漁獲量の拡大を図る。
２ 大東近海ブランドの確立
（１） 品質管理の徹底とブランド化の取組
組合は、鮮度保持を徹底するため、漁業者に対し、神経締め・血抜き・
保存などの品質管理研修を実施し、魚価の向上に努める。
（２）集出荷対象魚種の拡大
新漁港開港に伴い、ソデイカ旗流し漁業等の新たな漁業種類に取り組む
ことが可能となることから、組合及び村は、ナワキリやソデイカ等を集出
荷対象魚種として拡大するため、当該魚種を島外へ輸送する経費、市場価
格、販路等についての流通調査を実施する。
３ 海洋観光の振興
（１） 海洋レジャーサービスの運営
組合及び村は、２年目（平成３０年度）以降に、海洋観光施設「りんこ
う交流館」における海洋レジャーサービスを本格運営するため、遊漁船営
業のための施設利用規約・設備利用規定・運営・広報にかかる人員配置体
制を確立させる。