猿払地区地域水産業再生委員会 | 猿払村漁業協同組合、猿払村
第3期(令和6~10年度)
再生委員会の構成員
対象となる漁業の種類
漁業収入向上の取組
コスト削減の取組
漁村活性化の取組
浜プランの取組内容
漁業収入向上のための取組
ほたてがい桁網漁業を行う242名は、漁場の海底耕耘を通じて食害をもたらすヒトデの駆除の強化を図るとともに、漁協と協力しほたてがいのモニタリング調査を行い稚貝放流から育成・水揚げに至る過程での漁場環境の変化の把握に努める。
また、漁協はほたてがいの衛生管理を徹底し効率的に製品製造をおこなうべく新たに稼働した総合加工場とともに、老朽化著しい冷凍工場の計画や設計に着手する。
ひきつづき、漁業者と漁協はEU向け輸出の拡大を目指し、船上での作業や浜鬼志別漁港岸壁での水揚げ、加工場への搬送において「北海道対EU輸出ホタテガイ管理要領(宗谷北東部海域)」等を遵守した体制となるよう、民間加工場関係者を交えた研修会を開催し、安全衛生管理の検証強化を図る。
さけ定置網漁業を行う35名は、水揚げ後に冷却水タンク保管や漁船の魚倉に砕氷等を入れて運搬するなど冷却効果を高めることで、水揚げ後出荷までの低温管理を徹底する。加えて鮮度保持、衛生管理強化・さけ魚卵の歩留まり向上を図るため、海水殺菌装置の整備を行うべく関係者と調整する。
また、漁協と宗谷管内さけ・ます増殖事業協会は、ふ化施設の改修や二次飼育施設の水質管理を徹底するための導水施設の整備を行うとともに、勉強会等の開催を通じて当該漁業者等への飼育技術や放流技術の普及を図り、健康な稚魚の育成に努める。
その他、毛がに篭漁業やほっきがい桁網漁業を兼業で行う全ての漁業者と漁協は、ほたてがい偏重の漁業形態から複合漁業の形態への転換を図るべく、試験研究機関と連携し資源量調査等を行うとともに自主的な漁獲制限ルールの徹底を通じてけがにやほっきがいの資源増大に努める。
ほたてがい漁獲量の向上(1%)、単価の向上(2%)をメインに、基準年比で2.7%の収入向上を目標とする。
漁業コスト削減のための取組
漁協および全漁業者は、燃油経費の削減を目指し次の取組を行う。
・船底清掃を行い燃費の向上を図る。
・減速航行による燃費の向上を図る。
・燃油コストを抑えるため、燃油消費量の少ないエンジンへの機関換装を推進する
・漁港航路の浚渫、港内の浚渫等の整備促進を道に対して要望するとともに、漁業者は潮位に関わらず積載量の制限を緩和することで出漁回数の低減に努め、燃油消費量の削減に取り組む。
以上の取組により基準年より0.2%の燃油経費の削減を見込む。
漁村の活性化のための取組
全ての漁業者や漁協と猿払村は、村内外で開催されるイベントで宣伝活動を行うとともに、安心で安全な水産物を生産していることをアピールし、水産物の付加価値と魚価の向上を目指す。

