標津漁業協同組合

標津町地域水産業再生委員会|
北海道

標津漁業協同組合

取り組み概要

漁業収入向上の取組

  • 標津産魚介類のブランド化
  • 植樹等によるサケの河川環境の保護

漁村の活性化のための取組

  • 漁協青年部及び漁業士の活動の支援

浜プランの取組内容

漁業収入向上のための取組

(1)水産資源の安定と増大に係る取組み
①定置網漁業124名と漁協、町は、平成24年度に設立した標津町、標津漁協、根室管内さけます増殖事業協会で構成される「標津町サケマス自然産卵調査協議会」が行う調査事業を通じて知見収集に努め、河川特性を生かした資源造成を推進するべく、河川管理者と協議の上、サケが河川内に設置された落差工により上流部へ遡上できなくなっている場合には、遡上が可能となるよう同施設へ切り込みを入れるなどの改良作業を順次行い、沿岸域において行う藻場礁造成と組み合わせて産卵効率の向上を図る。

②ホタテガイ桁網漁業42名は、放流する地場産ホタテガイ稚貝を大型化(30mm→40mm)することで生残率の向上により増産を実現するため、新型の中間育成カゴを令和10年度までに16,000カゴ導入し稚貝2000万粒を6ヶ月間海中飼育することによって、資源増大を図る。

③ナマコ漁業7名と標津漁協は、天然資源の増加につなげるためナマコ種苗放流を試験的に実施する。本年度は80,000匹の人工種苗放流を実施することにより、資源増大を図る。(天然発生と種苗放流が調和した管理型漁業を目指すものであり、当面は資源調査と漁獲量の変動から資源動向を把握し、放流効果の判定を行っていく。種苗放流により資源の増加が見込める結果が得られた場合は放流数を増大する。)

④採介藻漁業42名と標津漁協は、餌不足により身入り不良の状態が続き未利用資源となっているエゾバフンウニについて、漁獲可能となる身入り水準まで高めるべく、磯焼けが懸念される藻場において岩盤清掃や母藻設置などに取り組むとともに、沿岸帯の藻場の分布状況調査とウニ資源調査を行うことで適正なウニの密度管理に努めることとし、藻場不足が懸念される場合には必要に応じて港内蓄養を行うことで雑海藻などの餌料供給を通じて身入り改善への取組を実施する。

(2)ブランド化の推進と付加価値向上
①サケ定置網漁業124名と標津漁協は、秋サケや春定置網により漁獲するトキ鮭について、出漁から流通までの過程の中で総合衛生管理を行う「標津町地域ハサップ」の取組みに加えて、消費地販売店のニーズに基づき、船上で素早く血抜き活〆処理(船上活〆)を行い、その後の過程で殺菌海水の使用とともに施氷による低温管理方法を統一し鮮度の均一化に取り組むことで、更なる付加価値向上による魚価の向上に取り組む。

②全漁業経営体及び標津漁協(本年度発足した標津漁協お魚普及協議会)は、販売戦略を定め、秋サケ・ホタテを中心に、その他の鮮魚介類及び各種加工品について、産地直販、販売促進イベントなどを通じて地元のほか札幌等の大消費地で消費拡大を図り、標津産水産物を広く全国にPRすることにより鮮魚販売量及び販売額の向上に繋げる。

これらの取り組みにより、基準年の漁業収入より2%の収入向上を目指す。

漁村の活性化のための取組

(1)地域活性化と後継者確保の取組
①漁協女性部による魚食普及活動(出前授業、学校給食へすり身提供)

②漁協青年部による漁業体験学習

③新規就業者の確保、若手漁業者の育成を推進するための漁協青年部及び漁業士の活動を支援する。


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