高知県漁業協同組合

高知地区地域水産業再生委員会中芸部会|
高知

高知県漁業協同組合

取り組み概要

漁業収入向上の取組

  • 大型定置網漁業への選別機の導入及びイベントへの定置漁獲物の出品
  • 大型定置網漁業における操業期間の周年化

漁村の活性化のための取組

  • 高知県漁業就業支援センターと連携した新規就業者の確保

浜プランの取組内容

漁業収入向上のための取組

○選別機の導入による魚価向上
大型定置網1経営体では、人員不足により漁獲物の選別に時間がかかることに加え、選別精度も仲卸業者の要求を満たしていないことから、魚価が近隣地域と比較して低い現状がある。近隣地区の大型定置網で導入実績がある機器と同じ方式の選別機を新たに導入し、選別時間の短縮及び仲卸業者のニーズに対応した精度の高い選別を行うことによって魚価向上を図る。

○大型定置網における操業周年化
大型定置網2経営体では、漁業権の関係上8月から9月末までは操業できなかったが、令和5年9月より周年操業が可能となったことから、8月から9月に操業することで漁業収入を向上させる。

○釣り漁業におけるキハダの高鮮度化
 当地区では、主要漁獲対象種であったキンメダイの不漁により、代替魚種として高単価のキハダが重要になっている。しかし、他の地域と比較すると、漁業者によってキハダを漁獲した際の活き締めや内臓処理等の高鮮度処理技術に大きな差があり、魚価が低い現状にある。そこで、高鮮度化による単価向上に向け、1年目は当地区と他地区のキハダの処理技術の現状を調べ、課題を抽出し、処理方法を検討する。

○種苗放流
イサキやヒラメなどの定置網で漁獲される高単価魚種の種苗放流を実施する。放流は生残率が高まるよう、各魚種の生息域で放流するなど、各魚種の生態を考慮した放流手法を実施する。

○クロマグロの資源管理
 クロマグロの漁獲制限期間においては、混獲されたクロマグロを放流し資源を増大させる。

○イベントへの出品、直販
地元ならびに県内で実施されるイベントへ「定置朝どれ鮮魚」を出品することで、本地域の水産物の知名度向上を図るとともに、単価向上を目指す。加えて、土佐沖どれ金目鯛の販促資材を関係者へ提供し、消費者に配布することで知名度向上及び魚価向上に努める。

漁村の活性化のための取組

○漁業就業支援センターと連携した新規就業者の確保
 高知県漁業就業支援センターのホームページへの求人情報の掲載や、漁業就業フェアへ参加することで、新規漁業就業者の確保に努める。
〇大型定置網の周年操業化
 操業周年化により雇用が周年化され、これまでの休漁期における雇い止めが解消されることで新規就業者の定着につながることから、地域の活性化にも貢献する。


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