上県町漁業協同組合
長崎
上県町漁業協同組合
取り組み概要
漁業収入向上の取組
- 新たな魚種(サバ)のブランド化を推進
- 出荷時の鮮度向上およびサイズ等の規格統一の徹底
漁村の活性化のための取組
- 漁業後継者の育成
浜プランの取組内容
漁業収入向上のための取組
①【鮮度保持及び規格統一の徹底、ブランド化に向けた取組】
《一本釣り漁業》
・サバは、通常時の箱立てにおいて鮮度維持や規格統一は進んできたものの、大漁時には市場において安価で取引されるケースが多い。このため、漁業者は個人で生簀を準備して、ギリギリまでサバを活かして活ジメ出荷を実施する。
伊奈地区では、平成21年度から一本釣りで漁獲したサバを「いなサバ」のネーミングで売り出しているが、今後、「いなサバ」の市場での評価を更に高めるため、漁業者は、釣り上げたサバをすぐに水氷に入れ6時間以上保冷庫で保管し、出荷の際は魚体に傷が無いか確認のうえ、一箱の出荷重量が必ず5㎏から5.5㎏になるよう、鮮度保持及び規格統一を徹底する。
・イカは、漁協、漁業者が市場ニーズに合った出荷基準(箱の入り数、氷の度合い、イカの色、艶など)を市場調査し、その結果をとりまとめて改善案を検討整理して漁業者に周知、徹底することで市場評価を高める。また、市場と漁協が連携し出荷後の評価を確認し、漁協が評価に基づく改善点を整理して漁業者に対する指導を行い、出荷基準の更なる統一を図ることで魚価向上を目指す。また、漁協は流通業者に対し、出荷作業の際に箱を傾けないよう依頼する。
・アカムツは、平成17年度から「紅瞳」と銘打って主に福岡、金沢、東京方面へ出荷し高評価で流通している。しかし、連休や豊漁時に価格の低下が生じているため、漁協は新たな販路を拡大することで価格の低下を防ぎ、流通量拡大を図る。併せて、市場ニーズに応じ小さいサイズも出荷することで顧客層を広げ、漁業者の収入増を目指す。また、地元の加工業者が「のどぐろの開き」としてインターネットで販売を行っているが、当該加工業者と連携することで「紅瞳」の価値を高める。
加えて、更なる知名度の向上のためポスター、卓上メモ、クリアファイルを作成・配布し、市場や関係団体へPRする。
《アナゴ籠漁業・定置漁業》
・一本釣り漁業と同様、鮮度向上と出荷規格の統一により、平均単価を向上させる。
漁村の活性化のための取組
高齢のアカムツ延縄漁業者で、後継者がいない1人乗りの漁業者に新規就業者育成事業等を推進し漁業者の確保に努める。

