浜プランの取組地区数
5
8
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地区
※2024年3月末時点
浜プランの取組地区数
5
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地区
※2024年3月末時点
豊浜漁業協同組合、師崎漁業協同組合、日間賀島漁業協同組合、篠島漁業協同組合、大井漁業協同組合、片名漁業協同組合
南知多地区地域水産業再生委員会
目次
南知多町産業振興協議会では、厳しい基準をクリアした町産品を 南知多ブランド「ミーナの恵み」に認定しており、「特上しらす・特上こうなご、ワンフローズンしらす」も認定されている。ふるさと納税の返礼品にも掲載されており、その定着とブランド化を図ることで魚価の向上に努めた。注文数も年々増加しており、南知多を代表する特産品になりつつある。また、南知多のシラスは、MEL認証(マリン・エコラベル・ジャパン)を受けている。MEL認証の下で、漁業者は水産資源と環境を大切にするため、休漁日や操業時間を徹底するなど、厳格な資源管理を続けている。なおかつ、加工業者も漁業者と消費者の橋渡しとして、水産業推進の取組みに協力している。 |
南知多の基幹産業と言えば、漁業だが、観光も同じく基幹産業である。令和2年度の観光客数は、2,044千人(令和3年度データブック南知多より)と町の人口の120倍も訪れる。その観光客のほとんどが釣りや海水浴を目的に南知多へやってくる。日間賀島渡船ターミナル「ひまポ」では、船の待合室、観光船切符売り場、日間賀島観光案内所を併設している。日間賀島観光案内所では、食事・宿泊の紹介、体験漁業の手配も行ってくれるという。島の駅「SHINOJIMA」では、観光案内所とお土産売り場、軽食処も併設しており、シラス丼も食べることが出来る。 このようにして、漁業と観光という基幹産業は、密接に南知多に関わり互いに高めあっている。漁業と関係産業で地区全体の活性化を目指す南知多地域で循環型の取組に今後も注目したい。 |
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
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北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |