浜プランの取組地区数※2024年3月末時点
5 8 8 地区 ※2024年3月末時点
①②③⑤田子の浦ブランドの確立、魚価の維持・向上、未利用魚・低価格魚
の付加価値向上、漁獲の安定化を図り、しらすの水揚げ高 128,340,000 円(税
込)を目標とする。
④新たな漁業のわかめ養殖に挑戦し、水揚げ高 200,000 円(税込)を目標と
する。全てのワカメを収穫した生の状態で完売することを目指し、収穫祭を
開催するほか収穫日に全て小売するための顧客(リピーター)管理を行い、
新鮮さを PR しながら、極力経費を抑え、ワカメの価値を落とす事無く販売す
る。
⑥⑦省燃油・省経費の為、引き続き船底清掃や操業規制を奨励し、またあら
ゆる情報を漁業者と共有し、より効率の良い漁業経営を目指す。機会が有れ
ば、個別に新機器の導入や漁船リースの活用を行う。
①⑧漁協で地域内で使用される田子の浦しらすの在庫を確保し、しらす街道
への安定的な観光誘客を実現する為、漁協で生のしらすを年間 5,500kg・釜
揚げしらすを年間 3,000kg仕入れ、漁協食堂で年間 65,000 食、51,000,000
円(税込)の売上を目標とする。
「浜の活力再生プラン」(通称「浜プラン」)は、2014年に始まった、水産業の活性化のための改革の取組です。地域によってさまざまに異なる水産業・漁業を振興させることを目指して、それぞれの漁村や地域(=「浜」)の現状に合わせて考えられた取組計画を「浜プラン」と呼びます。
浜プランは、漁業者や市町村を中心に組織された「地域水産業再生委員会」が、課題・計画・目標を見据えて立案します。
その大目標は、「漁業所得の10%アップ」。収入を向上させる取組、コストを削減する取組など、多種多様な具体的なプランが実践されています。
浜ごとに策定される浜プラン。浜の数だけ課題があり、取組が行われています。大きくは以下のような取組が全国の浜で取組まれています。
<収入向上の取組>
高鮮度出荷・加工品開発、直販・輸出など
<コスト削減の取組>
省エネ機器の導入・協業化・船底清掃の取組実施など
浜プランは、「地域活性化のための処方箋」です。
各地域が抱える課題に対し、漁業者と市町村がタッグを組んで自ら考えた解決策を実践することに、浜プランの本質があります。漁業や水産業の改革によって地域全体を元気にすること、「地域創生」に貢献することが、それぞれの浜プランの役割です。
付加価値向上 | 生産・流通 | 外食・観光 | 消費拡大 | 計 | 参考 各地の浜プラン | |
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北海道地区 | 32 | 16 | 7 | 33 | 北海道 | |
東北地区 | 62 | 31 | 3 | 22 | 青森県、岩手県、宮城県、秋田県 山形県、福島県 | |
関東地区 | 70 | 40 | 16 | 13 | 茨城県、千葉県、東京都、神奈川県 | |
北陸地区 | 24 | 12 | 4 | 19 | 新潟県、富山県、石川県、福井県 | |
東海地区 | 23 | 19 | 13 | 14 | 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県 | |
近畿地区 | 30 | 11 | 10 | 33 | 滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県(日本海側)、 兵庫県(瀬戸内海側)、和歌山県 | |
中国地区 | 32 | 10 | 15 | 44 | 鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県 | |
四国地区 | 40 | 53 | 5 | 75 | 徳島県、香川県、愛媛県、高知県 | |
九州・沖縄地区 | 73 | 59 | 41 | 67 | 福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 | |
計 |