浜プランの取組地区数
(2025年3月末時点)
563 地区
全国の浜プランの中で特に優良な取組を表彰する、『浜の活力再生プラン優良事例表彰』。
選定委員会における厳正な審査を経て、2022年度の受賞団体が今般、決定しました。
今回は、受賞した8地区の地域水産業再生委員会の浜プランの概要をご紹介いたします!
<浜の活力再生プラン 優良事例表彰とは?>
「浜の活力再生プラン 優良事例表彰」は、浜プランの推進において、地域が一体となって漁業収入の向上やコスト削減の取組を行い、漁業所得の向上や漁村地域の活性化に関して、他の範となる顕著な実績をあげた地域水産業再生委員会を表彰するものです。毎年、JF全漁連と水産庁が実施しています。

総合的に優れた取組を行っている再生委員会に授与される「農林水産大臣賞」を受賞したのは、大阪府の田尻地区地域水産業再生委員会。
日曜朝市や漁業体験、海鮮BBQなどを運営し、観光漁業を複合展開することで、「様々な形態による魚の販売と魚食の普及活動」をコンセプトに事業を構築し、都市型漁業を推進しました。


農林水産大臣賞に準じる総合的に優れた取組を行っている再生委員会に授与される「水産庁長官賞」を受賞したのは2地区のうち1地区目は、宮城県の宮城県沖合底びき網漁業再生委員会。
魚市場や買受人へ入札前日に漁獲情報を提供することで、漁業者の収益性を向上させるだけでなく、重要な出荷先である水産加工業者の計画的な生産と経営の効率化にも貢献しました。


「水産庁長官賞」を受賞した2地区目は、三重県の伊曽島地域水産業再生委員会。アサクサノリの安定生産、黒バラノリの共同加工、黒ノリの新品種の導入試験などに積極的に取り組みました。
県の研究機関と連携し品質向上へ創意工夫を重ね、県全域の黒ノリ養殖の発展をけん引しました。


水産庁各賞に準じる総合的に優れた取組を行っている再生委員会に授与される「全漁連会長賞」を受賞した2地区のうち、1地区目は和歌山県の太地町地域水産業再生委員会。
沿岸捕鯨と、クジラを資源とした観光の発展に向けて多角的な取組を推進。町の経済発展にも大きく寄与しました。


「全漁連会長賞」を受賞した2地区目は、長崎県の五島地区地域水産業再生委員会。
漁業者の負担軽減や、鮮度保持、衛生管理に真摯に取り組み、付加価値の向上に努めました。持続可能な漁業に向け、藻場の再生や労働環境の改善にも取り組みました。


水産加工業、流通業など、地域の周辺産業に貢献する取組を行っている再生委員会に授与される「農林中金理事長賞」を受賞したのは、大分県の津久見地区地域水産業再生委員会。漁業者とJFが連携し、食害対策にブダイを漁獲。この未利用魚を活用し、地元水産高校とJFなど関係機関が協力し、缶詰を開発。賞を獲得するなど、水産の振興に寄与しました。


若手漁業者、高齢漁業者、女性の参加など浜全体の再生・底上げに繋がる取組を行っている再生委員会に授与される「共水連会長賞」を受賞したのは、鳥取県の鳥取県中部地域水産業再生委員会。県の漁業就業者制度を利用して2名の海女を育成。海女ブランドの商品開発に取り組み、地元水産物の知名度向上に貢献しました。


安定的な収益が確保され、漁業所得の向上に寄与する取組を行っている再生委員会に授与される「漁済連会長賞」を受賞したのは、沖縄県の伊江村地域水産業再生委員会。持続可能な漁業を目指し、産学官が連携。スジアオノリの陸上養殖の産業化の推進など先進的な取組を通じて、地域水産業の振興に貢献しました。

