日出地区地域水産業再生委員会|1)朝市の活用
この浜の活力再生プランの実施主体である大分県漁業協同組合日出支店、日出町役場農林水産課及び大分県東部振興局水産班(以下「三者」という。)と関係業者は「ホテルと朝市を往復する漁船クルージング」、「町内観光施設と朝市を結ぶツアー」といったイベントを開催し、市場の集客を増やすとともに、クルージングやツアーを漁業者が行い、日当や傭船料を受領することにより、漁家所得の向上を図る。
ア)料理教室
漁業者は小中学校保護者や一般人を対象にした料理教室を年5回実施するとともに、今後の回数増加について検討する。
イ)加工品販売
漁業者は協力者を増やして月4回、魚介類の一次加工品を朝市で販売し、魚食普及とリピーターの確保を図るとともに、今後の回数増加について検討する。また、町内外のイベントに積極的に参加し、ハモッティー、ハモカツに次ぐ新たな商品を開発し、漁家所得の向上を目指す。
ウ)サービス向上
漁業者は町と協力して、市場に出荷される旬の魚を町HPで定期的に紹介し、朝市のPRに努める。また、遊漁船業の案内を開始し、年間10人の増加に努める。これらの取組により、朝市への集客を基準年比4人/日増加させる。
2)マコガレイ資源の増大
日出町だけでなく近隣の市町村や漁業者とも協力して、次の取組の規模を拡大し、マコガレイの資源増大に取り組む。
ア)大型種苗
種苗放流効果を高めるため10cm以上を目標にマコガレイを町職員及び漁業者が日出町中間育成施設にて中間育成し、2,000尾の放流を行い、漁獲量の向上を図る。
イ)生息環境の整備
公的支援事業を活用し、漁業者50名以上が日出町沖合のアマモ場2haの保全・拡大に努める。
ウ)資源保護
漁業者は、大型種苗の放流に合わせた禁漁区・禁漁期間を定着させる。また、漁業者が海岸の漂流・漂着物の処理を行い、地域資源の維持・回復を図る。
3)水産資源の増殖
次の取組を行い、水産資源の増大を目指す。
ア)種苗放流
漁協及び日出町が協力してクルマエビ25万尾、ガザミ5万尾の種苗を購入し、放流を行い、漁獲量の向上を図る。また、ナマコについては、漁協及び漁業者と行政が協力して親ナマコに卵を産ませ、稚ナマコまで育成をして放流する種苗生産に取り組む。
イ)生息環境の整備
漁業者は、日出町沿岸の漂流・漂着物処理を行い、環境維持に努める。
ウ)資源保護
漁協は、ひじき等の藻類について根からの採取を控えるよう漁業者に周知し、資源の減少を防ぐ。
4)カキ養殖の取組
漁業者は、令和2年度より実施している養殖牡蠣の販売を継続して実施するとともに、安定したサイズで出荷が出来るように養殖方法の見直しを行う。
|(1)漁業人材の確保・育成
漁業者及び漁協は、漁業就業支援フェアへの参加により新規漁業者の確保、若手漁業者の育成に取り組む。
(2)市場感謝祭などの集客イベント
漁業者、仲買業者及び行政の三者協議を行い、市場感謝祭などの集客イベントを開催する。